酒気帯び運転で高速道路２８０キロ 容疑の男逮捕

自宅などで酒を飲んだあと、鹿児島県霧島市の溝辺鹿児島空港インターチェンジ（ＩＣ）から北九州市まで２８０キロ以上、高速道路を飲酒運転したとし て、福岡県警高速隊は、鹿児島県曽於市大隅町坂元、無職脇元千尋容疑者（５６）を道交法違反（酒気帯び運転）容疑で現行犯逮捕した。


　逮捕は１８日付。同日午後８時ごろ、福岡県宮若市の若宮ＩＣ付近を走行していた車の女性が「蛇行運転している車がいて危険だ」と通報。駆けつけた高速隊 が北九州市八幡東区田代の福智山トンネル内で停車させて調べたところ、脇元容疑者の呼気から１リットルあたり０．６４ミリグラムのアルコールが検出された という。


　脇元容疑者は「自宅と近くのコンビニの駐車場で焼酎や缶酎ハイを飲んだ。大阪に仕事を探しに行くのが目的だった」と話し、容疑を認めている。